アレルギーの子

薬に依存させない薬剤師、そして
健康を食事でサポートする健康指導師の山田です。
病気という現象はある日、突然やってきました。
病院に勤めている私たち夫婦にとっても、その状況は恐ろしいものでした。
『人を元気にしたかった』の続きになります。
私は国立病院に勤務していた平成6年に、同じ職場で看護師をしていた今の女房と結婚しました。
ほどなくはじめての子供が生まれました。女房と二人、育児書を読んだり、食事や運動など、いろいろ気を使っていたのを覚えています。
平成9年には、二人目の子供が生まれました。とてもかわいい玉のような男の子で、男親の私はとても嬉しかったです。家に帰っては子供をお風呂に入れてあげるのが楽しみでした。
ところが、その子が生まれて半年後にある『事件』が起こったのです。
ある日私があんぱんを食べていると、いつものように横で遊んでいた息子が私の食べこぼしたパンのかけらを拾って口に入れたのです。その時は、これでこのまま離乳食になるのかな~ぐらいの軽い気持ちで息子を見ていました。
しばらくたって、息子にいきなり『ヒューヒュー』とぜんそくみたいな症状がはじまり、じんましんが体中に広がっていったのです。顔がパンパンに腫れあがって、いつもの顔が別人のようになりました。本当にびっくりしました。
我に返って『ヤバいぞ!』と叫ぶと、それを聞いてやってきた女房は息子を見て慌てふためきました。『すぐ病院に連れて行かなきゃ!』看護師で、いつも病院でいろんな状況に直面している女房でも、我が子のことになると我を失っていました。
アレルギーの即時反応は『ヒューヒュー』喉が鳴るくらいのぜんそく症状と全身のじんましんなんです。受容できない異物が入ってきて身体の免疫バリアがショック状態!
『窒息するぞ!気道が狭くなってる!』
とても苦しそうで、このままだと息ができなくなるほど重篤なのは誰の目にも明らかで、すぐに応急処置が必要な状況でした。勤めていた国立病院は家の目の前だったので、そのまま息子を病院まで抱いて走って行きました。
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この子のこの反応が、私たち家族に大切なことを伝えてくれたのだと今は感謝しています。
この後、世間の常識と真実について考えさせられる出来事が津波のように押し寄せてきましたが、どのような判断をしていったのでしょうか、お楽しみに・・・・
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